年中さんは三年保育という環境から言わせて貰うと、
中だるみの時期なんだそうです。
まぁ、新しい世界に飛び込む年少さんでもなければ、
新しい世界へ羽ばたこうとする年長さんでもないわけなので、
当たり前っちゃぁ当たり前なんでしょうけど。。。。
でもBellは、ここ1年で凄く大きく成長したなっと思います。
外見的なことよりも、内面的なことが。
本日、年中さんの懇談会。
担任の先生から、1年間を振り返っての長い長いお話を聞きました。
Y先生は、ノートにびっしり3ページ分位に渡ってメモを取っており、
それを時折見ながら園での様子を説明してくれました。
Bellはバス登園ではなく歩いて登園するので、
毎日私が朝と夕方と幼稚園に迎えに行きます。
その為割りと幼稚園での様子はわかっているつもりだったんですけど、
それでも細かい先生なりの配慮とか教育方針とかまでは、
口にして貰えるまでわからないですね。。。。
担任のY先生は、年長さんを受け持つことが多いと噂に聞いておりました。
ピシッとした先生で、メリハリやけじめを凄く大切にする先生だ、と・・・。
本当にその通りの一年だったような気がします。
今日先生のお話を聞いた時にも思いました。
「時間がかかっても良いので、自分で出来ることを増やして行く」
「集団の中で、自分の役割を考えて行く」
そんなようなことを培うべく、1年間指導してくれたそうです。
私が得て欲しいスキルと同じことを考えていてくれたY先生に感謝しました。
そういう意味では、今年1年、幼稚園と家の教育方針はピッタリと合っていたということになります。
例えば・・・。
年少時、目隠しをするのがどうしてもイヤでスイカ割りが出来なかったBell。
年少さんの時は無理強いはさせず、写真を撮っただけだったそうで、
そのせいかどうかはわかりませんが、物凄く神妙な顔で写真に写っていました。
だけど今年も同じように「やりたくない」と駄々をこねたBellに、
「でもちょっとでいいからやってみよう」
と手を握って促してくれたんだそうです。
今年の写真は、笑っています。
「出来た」ことへの笑顔だと私は思っています。
私は、出来なくても良いから、頑張ってみようと思うことが大事だと常々言っています。
私と正反対で、やりたくない、出来ない、怖い、が先に立つことが多いBell。
勿論ムリにさせる必要のないこともあるでしょう。
でも「やらない」で通過することは、彼女の「可能性」を狭めているのではないか? と思っていました。
だから、「ムリしたら出来ることはムリしてみれば良い」と言います。
「やってみて、出来なかった」なら、それで良いのだから。
そんなBellさんがトライ精神を養うことになって、
去年は「やりたくない。できない。こわい。むり」と言い続けたサッカー体験に、今年は「やってみる。やりたい」と言い出すようになったり。
来年度のスポーツクラブ、どうする?
と聞いた時も、
「やる! 」
と即答しました。
(ちなみに去年はイヤがってました)
どこまでも受動的だった延長保育も、
「毎日延長保育はイヤだけど、毎日延長ナシもイヤ」
と言うようになった。
どうしてかと尋ねると、
「毎日延長ナシだったら、延長で遊べるお友達と遊べなくなってしまうから」
というではないですか!
去年は特定の子とばかり遊んで固まって生きてきたBellが、
「友達は沢山いるもの」
という現状で、色んな子と仲良くし始めたということなんです。
今年、友人関係で色々ギクシャクしたこともあったけれど、
これは大きな転機だったんじゃないかな、と思いました。
相変わらず仲良しの子が居て、その子と遊びたがる頻度は多いけれど、
前は「○○ちゃんとじゃなきゃイヤ」だったBellが、
「誰とでも仲良く出来るよ」と言い出せる。
それは私にとってとても嬉しいことでした。
クラスを超えて、Bellには沢山のお友達が居る。
素敵なことだなぁ、と思いました。
また、男女関係なく遊んでいるようです。
これは私はにわかに信じがたいのですが、
どうやらBellさんは外でアクティブに遊ぶのが好きな様子。
男子に混じってしっぽ取りゲームやどんちけたをやったり、
縄跳びで遊んだりするようです。
家や友達のお家ではまったりゴロゴロが大好きな彼女からは到底信じられないのですが。。。
でもY先生が
「Bellちゃんからしっぽとりしよう! と声をかけられることが多い」
と言っていました。。。
そんな子だったのか。。。
今年から始まったピアニカはピアノを習っているクセにお世辞にも上手と言えない・苦笑。
来年「よろこびのうた」とか「かわはよんでいる」とか、弾けるんですかね・・・orz
音は飛ぶし意味わからない箇所を鳴らしてるし・・・。
ピアニカ参観・・・爆笑でした。
周囲に「ピアノやってるんだよね? 」と突っ込まれまくりました。
でもいいの、そんなBellが大好きだよ・笑。
でもYAMAHAは頑張っています。
トーン記号、ヘオン記号はド~ドまで楽譜を読めるようになったし、
ハ短調、ト短調が出来るようになりました。
左手も和音が頻出するようになって、
多少手が小さいBellはドソと一緒に弾けなくて苦戦してますが、
それでも先生に「よく練習出来てます」と言って貰える程度にはなっています。
半音上がる黒鍵盤の出番が増えて、親も子も必死です。。。。
どこまで私がついていけるか多少不安ですが、
来年度も親も子も頑張っていけたらいいなぁ。
英語は「親しむ」ことが出来ている程度かな~っと思います。
中1で習うような自己紹介や挨拶は出来るけれど、
そんな英語・・・一体どこで使うんだろうね?
と密かに思ってはおります。
が、「これは英語だよね? 」と流れてきた音楽や案内の放送とかを聴いて言うので、身に着いていないわけでもないのかなぁ。。。
と思ってみたり。
「Bell」と書けるようにはなりましたが、
これは幼稚園で習ったわけではなく、YAMAHAの英語教室に通うお友達が教えてくれたのでした・笑。
まぁ、いいよね。
専任講師による体操は、彼女に劇的な変化をもたらしました。
まず、体操が好きになりました。
元々身体がデカいせいもあって体力があるのか、
マラソンなんかは早いそうです。
瞬発力や敏捷性はあまりなさそうですが、
縄跳び何回飛べるか、なんかの持久力はある模様。
ちなみに大縄跳びは21回飛べるそうです。(先生談)
ブリッジが出来たり、今年の夏に自転車の補助輪が取れたり、
まぁ、人並み程度の運動神経は持ち合わせているらしくホッとしました。
後は私的には今一歩の「やってみたい」精神が欲しいなぁと思っています。。。
そんなこんなな年中・すみれ組。
後13回行けばおしまいです。
ピシッとした学期や節目があるのは幼稚園の良い所だと思うけれど、
この何とも言えない寂寥感はちょっと辛いやね。
早熟な子はもうすでに「別れ」が寂しいと感じる心を持ち合わせているのですが、
その辺Bellはてんで無頓着。
「寂しい、寂しい」と思う私をよそに、
「あー! はやく年長さんになりたい! 」
とはしゃぎ回っています。
「すみれさんとはばいばいなんだよ? それでも年長さんに早くなりたいの? 」
と聞いても、
「うん、年長さんになりたい」
と即答。
・・・昔の私そっくりなので、何もいえません。。。orz
せめてもの救いは
「年長さんはひまわりになりたい」
と言ってくれる所。
私が年長の時、ひまわり組だったんです。
(ちなみに年中はさくらでした)
まだ、Bellの中で私の存在は大きいままで居てくれてるかな?
でも年長さんになったら、あっと言う間に小学生になっちゃうんだろうな。
年長さんでは年中さんでやってきた英語、ピアニカ、体操にプラスして、
習字、パソコン、水泳教室が始まります。
そして幼稚園一大イベントのお泊り保育!
毎日をしっかり見守ってあげたいなぁって思います。
にほんブログ村
[1回]
PR