最近になって、急に薬剤師になりたいと言い出した娘。
今まではこれといった夢もなく、
「何がしたいかわからない」
と言い続けていたし、
少し興味がある素振りのある分野を私が詳しく調べようとすると、
「まだ本当になりたいかわからない」
とか、
「まだ決まってるわけではない」
と予防線を張って決定的になるのを避けようとする傾向があった。
ところが。
「あなたは化学が好きだから、薬剤師とかに向いてるかもね」
と私が言った事から端を発し、
たまたま近しいお友達も薬剤師を目指していることから、
「薬剤師・・・興味あるかも」
と思うに至った。
私は今までの経緯を慮って対外的にも、
「興味がある」
程度に濁していたしブログにも明言を避けてきた。
けれど、そんな私を尻目に娘は、
「私、薬剤師になりたいの」
と断定することが多くなってきた。
本気なのだろうか。。。。?
折しも卒業シーズンで自分の将来の夢を発表する機会が多かったり、
友達のサイン帳の記入でそう書いたりしてるうちに自分で洗脳されてるだけじゃないのか、、、?
一方でそう感じる部分もあって、
一体どう扱ったら良いかなと思考を巡らせること数日。
でもどんな感情であれ興味を持つことは良いことだし、
夢や目標を口に出すことで自分自身を確実にしていくと言う方法は手法としては間違えていないのだから、
今、この時点で彼女がそう思うならそれを「将来の夢」と思っていいのではないかなと思うようになった。
そこで娘にそのような私の想いを吐露し、娘の気持ちを確かめる。
すると、
「将来の夢でいいんだよ。私、友達にもそうやって話してる」
と意外にあっさりした答え。
「(自分の成績が心配で)なれるかどうかわからないって言う不安はあるけど、それ以外は目指してみたい」
と。
ともなると、今度はそこでこちらの思惑が錯綜する。
そもそも、私は娘の学費を「文系私大」でしか考えていなかったからだ。
しかも、「奨学金ありき」で「文系私大」。
文系私大なら卒業まで大体500万程度あれば十分だと思っていた。
「将来の夢」らしい夢を今まで持った事のない娘だったので、
それならば高校を付属大学のついている難関私立校に入れてやったら良いと勝手に思っていた。
仮に難関私立は無理でもそこを目指して偏差値55レベルでいられたら、その辺の付属高校の確約が取れるんじゃないかなと。
それで万々歳かなと。
娘自身も受験するのは少ない方が望ましいと言っていたし、
頑張るのが1回ならそれに越した事はないとその案に乗っかってきていた・・・。
でも、薬剤師を目指すならそのプランがひっくり返る。
そもそも難関私立高校を受ける価値がなくなるのだ。
付属高校から付属大の希望の学部に入る可能性より、
大学に関係なく希望の学部を受験できる可能性の方がより良くなる。
しかも、進路を理系にされると生活がかなり苦しくなる。
更に理系の中でも一番お金のかかる医歯薬農獣医系とな。
6年制医歯薬農獣医系となると大学だけで1200万か!? !Σ( ̄□ ̄;)
高校で私立に入れる余裕が全くなくなった!
奨学金もなるべくなら少ない方が良いかと思っていたが、マックスでフルで借りたとしてもまだ足りないぞ!
これ、いかんともしがたいな。。。
本当は私立高校と私立大学を出すために娘に7年間で300万ちょっと奨学金を借りて貰い、
卒業したら月々3万ずつの返済をして貰う。
(家にお金を入れる代わりに返済をして貰う予定だった)
そして私も3万ずつ娘の奨学金を返済してやっていけば、
4年ちょっとで完済。
26歳、楽しい盛りは奨学金に煩わされずに済む。
その時私も50才頃。
まだまだ自己資金は貯められる。
そこが医歯薬農獣医系へと行きたいとなると全部が総崩れ。
試算してもかなり苦しい未来しか待っておらん。
一応娘に現状を報告するも、
「金額がでかすぎてなに話してるか全くわからない」
と返された笑。
ごもっともだな。
つまり難関私立高校を目指して受験は生涯一回で楽しようと言う私達のプランが薬剤師には適用できないと言うことだ。
と話したら、
「なら高校は公立でも良い。目標(将来の夢)があれば受験は何回あっても別に気にならない」
とあっさり返ってきた。
そういうもんか。
とりあえずまぁ、
薬剤師を目指すにしても、
途中で諦めるにしても、
難関私立高校にしても、
違う道を選んでも。
学力が高いに越したことはない!
これはお互い共通見解。
このまま勉強は頑張ろうと言う話で落ち着いたのでした。
私も稼がなきゃな!
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