娘の吹奏楽生活に終止符が打たれました。
土曜日にホールで演奏会があり、
その発表をもって、
名実ともに引退です。
4年生で吹奏楽クラブの部室のドアを叩いた日からこれまで。
来る日も来る日も練習に終われ、
朝練に奔走し、
オーディションを受けたり、
副部長に志願したりと大忙しの日々。
特にピアノその他諸々と平行してやっていた娘は、
どうしてもキャパシティいっぱいになり、
吹奏楽にまで頭が回らなくなったりで朝練に行けなかったり、
練習の途中で具合が悪くなり保健室に待避した時もしばしば、、、。
連絡帳に、
「すみません、具合が悪くて朝練に行けませんでした」
と保護者が連絡しても、
「了解しました。ですが、お休みや遅刻が目立ちますのでご家庭でもきちんと見てあげてください」
と注意されたりして、、、。
なかなか辛いことも多かったかなぁ。
親子で。
でも、腹黒い思いを抱える私とは裏腹に、
娘はクラブ活動がとても好きだったようです。
運動会で応援団をやりたいとずっと言っていたのに、
「応援団やると吹奏楽部として運動会には出れなくなっちゃうの。それはイヤだから、応援団はいい」
と辞退したり、
トップパートだけでなく、
副旋律や他の楽器パートの楽譜を覚えて帰ってきたりしていました。
友達関係も良好で、
「吹奏楽部の子達の結束はかなり固いですね」
と担任の先生もおっしゃってくれていました。
実は最後の演奏会、
トップパートのオーディションに落ちたんです。
最後の最後で何故かトップ落ちをしたそれは、
なかなか自分の中で消化できなかったようで、
随分後になってから聞きました。
「でもね、誰もバカにしたりする子とか居なくて、みんな私の気持ちに寄り添ってくれたんだよ。だから私も、トップになった子におめでとうって言えた」
と娘は言っていました。
音楽を奏でる以外の様々な事をここで得ることが出来たのかなと思うと、
またそこに居た意味もあるのかなと思えます。
3年間通して掛け換えのない時間と思い出をもたらしてくれた吹奏楽クラブ。
ありがとうございました。
中学校に入っても吹奏楽をやりたいと本人は申しておりますが、
噂によると、
「部活を優先できない部員はレギュラーになれない」
と言うルールがあるそうで、、、。
どの道をどう優先順位つけていくのか、
娘の気持ちを聞いてみないとなんとも言えません。
でもどんな道であれ、
娘にとってかけがえのない経験と思い出になってくれたらいいなぁと思います♪
シングルマザーランキングにほんブログ村
にほんブログ村
[6回]