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36歳のシングル&ワーキングマザーLeafと、 13歳の女の子・Bellの日常日記。 「メリハリのある生活」をテーマに日々節約に励み、 遣う所を見極めて遣う!! オンとオフの切り替えを大事に日々を過ごしています^^
少し前、
「○○ちゃん家は、本当に恵まれている。身内にピアノの先生が居て、グランドピアノがいつでも触れる環境と、いつでも適切な指導をして貰える環境が整っている。そして同じく身内に教師が居るから、必要な知識をいつでも教えて貰える環境が整っている」
と内情を教えて貰った。

なるほど。

その事実を話してくれた友人ママは我が子が受験を控えていて、
その○○ちゃんの勉強環境を羨んでいた。
そして、
「ね、そう思うでしょ? 」
と、
同じくピアノ環境に不自由している私に同意を投げ掛けた。

「うん、そうだね」

私はとりあえずそう答えて、
そしてハタと気付いた事があった。

私は今、特段羨ましいと思っていない。

なんでだろう?
自分の気持ちの変化に、説明が追いつかなかった。






一時期、
そりゃぁもう熱烈にグランドピアノが欲しかった。
グランドピアノじゃなくても、
アップライトでもこの際良かった。
とにかく生のピアノで練習する機会を増やしてやりたかったし、
そうしなければいけないような強迫観念にも駆られていた。

だから、
我が家の経済状況と家庭環境では逆立ちしたって無理なものなのかもしれないけど、
防音工事はいくらかかるか、
グランドピアノはいくらか、
維持費にはどれ位かかるか、
それが無理ならレンタルルームを自室と同じように使うにはどれ位のコストがかかるか、
など無我夢中で調べた。

あーでもない、
こーでもない。

娘のため。
娘のピアノが上手くなる為には必要なもの。
娘にはなくてはならない。


そんな風に囚われていた。



でもこれ、
おかしいことなんだよね。

私はいつしか、
「生ピアノがあれば、娘のピアノは上手くなるんだ」
と言うへんてこな方程式を導いてしまっていた。

「塾に入れば頭が良くなる」
という、あるあるな先入観と同じだよね。


結果を出す子のお母さんがピアノの先生だと知れば、
「あー、だからか」
と思い、
殊更上手い子の親戚に、審査員を長年勤めている方がいると聞けば、
「あー、だからか」
と思っていた。

なんだこれ。
先生の子は上手くて当たり前なのか?

勘違いもはなはだしいな、
と気付いたのはつい最近。


確かにピアノの先生がお母さんであれば、
知識も豊富だし、素人親より色んな力になってあげられるだろうと私も思う。

でもその環境である事と、
本人が努力して試行錯誤するのは別問題だ。

仮にピアノの先生のお子さんでも、
ピアノがやりたくないと思っているお子さんは数多く居るだろうし、
そんな子の家庭環境にグランドピアノがあるからと言って、
その子が幸せかと言えば絶対にそういうものではないのだと思う。


「生ピアノがあっても、娘のピアノはうまくならない。
 娘が本当に上手くなりたいと思って切磋琢磨したその時、
 娘のピアノは上手くなるのだ」


その事に気付いて、
私はいつしか色々検索をしまくるのを止めた。


もしも娘が、
将来ピアニストを目指したい、
いつか音楽留学したいと言い出したら、
その時は本当に清水の舞台から飛び降りる覚悟でそういう環境を整えてやるかもしれない。

でもそれは一世一代の大勝負で、
私にはおいそれと簡単に出来るものではない。




出来るものと出来ないもの。
それは生まれた瞬間からその子その子にある程度決められているものだと思う。

将来ピアニストになりたい子が、
ピアノ一族の家系に生まれればそんなに幸せな事はないだろう。

でも、
開業医の一人息子が、
実はバンドマンになりたかったら、
それはもう、
自分でのし上がるしか方法はないんだ。



娘には悪いけれど、
我が家の環境はピアノをやっていく上ではあまり恵まれた環境とは言えない。
明らかにチープな電子ピアノだし、
有名な師匠についているわけでもない、
そういう環境でしか、
アナタは生きられない。


だけど、
それでもやりたいと言うのなら、
出来る事は最大限協力するし、
レンタルルームや八方手を尽くして出来る事をやってあげる。

いつか、
「もういいや」
そういう日まで、
娘はそうやってピアノを弾いていくのだと思う。



そういう腹積もりがこちらに出来た頃、
娘のピアノがちょっとだけ安定してきた。

それを見て、
整わない環境を心のどこかで申し訳なく思いながらも、
どうか乗り越えて、
自分の持てる武器の最大限で戦ってくれたらいいなと思うのでした。


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