少し前の事になりますが、
映画「美女と野獣」を観て参りました。



娘の希望で日本語吹き替え版。
個人的には野獣役・山崎育三郎さんの美声に期待を込めて・・・★

しかし、
あの立体的な美声はいつ聞いても良いですね^^
本当、かっこいぃなぁ！！！　とのような事を歌う度に思った気がします・笑。
ミーハーでごめんなさい。



そして私は大のミュージカル好き。
劇団四季の「美女と野獣」も勿論娘と観に行っています。
今回はその「生」と「映像」との違いを楽しみに観させて頂きました。


舞台のミュージカルは圧倒的な迫力、ライブ感が醍醐味だと思っています。
ミュージカルと言えば舞台！
そんな今までの風潮から、
最近は凝った映画がミュージカル調な演出をするようになりましたね。

でも私に言わせれば舞台役者が生の声量で会場に響き渡らせる声音を映画で再現しようとするにはやっぱり限界があるように思います。
あの歌声に鳥肌を立たせるような迫力を、
映像と言う平面で再現しようとするには無理があります。
それ位「生」と言うものの臨場感は凄い！
私が舞台を好きな理由はそこにあります。

でもそこでそれをカバーする映画ならではの強みがグラフィックではないかなと。
今回も同様な感想を頂きました。


美女と野獣で一番難しい、
擬人化したアイテム達が物凄く自然にリアルに動き回っていて、
なんだか観ていくうちに、
それが「当たり前」のような錯覚に陥ります。
そん位、モーリスやポット夫人がナチュラル！

村の雰囲気も物凄く忠実で素敵でしたね！
リアルな人間がその空間に自然に調和出来ると、
ますますその非現実が現実のような気分に陥る。

そういう意味で、
ベルやベルの住む町、お城と野獣がより自分達の近くに感じる事が出来ました。


舞台ではやはり「作り物感」を隠す事は出来ませんし、
そういう所が映画の物凄い強みなんだなと。
どちらにも良さがあり、
どちらにも楽しさがあり、
美女と野獣の楽しみ方が何倍にも何倍にもなるような映画だと思いました^^



ちなみに実家の母と娘の三人で観て来たのですが、
「映画とアニメと舞台とどれが一番好み？　」
と二人に聞いた所、
「やっぱり舞台かな」
と答えたのが母。

私は小学生の頃初めてみたアニメがやはり一番印象強く、
その時の鮮烈さは舞台にも映画にも勝るような気がすると答えました。

一方の娘は・・・
「・・・舞台、観たっけ？？　」
とのこと・苦笑。

すでに忘れ去っているようでした。
オイオイ・・・苦笑。




そんなこんなな週末映画鑑賞レジャーなのでした！


そうそう。
映画は家でDVDを借りたりロードショーを待つ事でも観れますが、
でもそうするとその時間は「レジャー」と言う感覚ではなくなってしまいます＞＜


家族でその時間を「映画を観る」事だけに集中し、
前後で外食やお茶をしながらその映画の期待や感想を話し合う。

私はそういう時間が好きだし、
「レジャー」の１つだと思っています^^
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