週末、とあるイベントに参加しました。
某大学と地域施設がコラボした、
小学生向けのサイエンス講座。
午前中は
「生分解性プラスチックでアクセサリーを作ろう」
というもの。
難しい所は勿論多かったですが、
こちらは低学年から申し込める講座なだけあって噛み砕いて説明してくれていました。
「モノは長持ちしていつまでも残ってしまうから、
生分解性と言って、
土に埋めるとバクテリアなんかが食べて自然に還してくれる素材でモノを作る、
という考え方が生まれました」
という説明の元、
生分解性プラスチックの説明。
原料はトウモロコシなんだとか。
この樹脂をお湯で温めるとぐにゃりとし始め、
好きなカタチを作ってアクセサリーを作る。
「お水は温度が高くなるとどうなる? 」
と先生に聞かれて、
珍しく手を挙げた我が子。
「じょうすいきになる! 」
と必死に答えた結果、
「はい! 水蒸気になりますね^^ 」
なんていうやり取りをして一同の笑いを誘ってくれました笑。
言葉は正確に覚えましょうね・笑。
お湯で柔らかくなった生分解性プラスチック。
そんなに熱くはならないみたいで、
小さい子もお湯から出してすぐに触れていました。
中にビーズを練りこんで色付けし、
型にはめます。
室温で数分置けば出来上がり^^
カンタンでした♪
講座は1時間もかからずに終わり、
午後の講座の合間に展示物を見に行きました。
花火の色の変化は元素の色と関係するなんていう説明や、
ダイヤモンドは炭素から出来ているという説明なんかがありました。
「元素」という概念がないと多分凄く難しい話に聞こえるんじゃないかなと思います。
我が子はなんとなーく、「元素記号」や「周期表」、世の中の物質が全て元素で出来ているなんてことを教えてはいたのですが、
それでもやっぱりこの展示物を見ても理解出来ているとはあんまり思えませんでした・苦笑。
でも頑張って問題を解き、
無事に賞品ゲット♪
分野的には中3の理科か高校の範囲なので、
「こんな世界もあるよー」
程度に知っておいてくれたらいいかなって思います。
そして最後。
午後は高学年対象の講座。
「微生物の世界を覗いてみよう」
というものでした。
顕微鏡を使って、細菌の観察をしました。
始めに先生が細菌とはどういうものなのかという説明と、
人間に必要なアミノ酸を作ってくれる細菌等の役立つ細菌。
それから病気を引き起こす困った細菌なんかの説明をしてくれました。
そして細菌が作ってくれるアミノ酸とは、
人間に欠かせない栄養素なんだということを説明。
こちらも高学年向けということで、
午前中の説明よりもやや難易度が高い気がしましたが、
一生懸命聞いている子がほとんどでした。
こういう講座に申し込むくらいだから、
きっと好きなんだろうね^^
我が子も物凄く前のめりでした・笑。
顕微鏡を触れる滅多にないチャンスに大喜びで覗きまくってました・笑。
手前は遠心分離機です。
遠心分離機で分離された試験管を見た子供らが歓声を上げていました!!
「おーっ!!! 」
って^^
なんだか素直でカワイイなぁと思っちゃいました。
パンの中には酵母菌がいるし、
自分の皮膚にもお腹の中にも細菌はいる。
実際に顕微鏡で見るとちょっとゾッとするカタチのものもいますが、
そうやって人は生きていることを知る良い機会になったかな?
と思います。
除菌・無菌が必ずしも良いとは限らないのよね!
長いサイエンスな一日でしたが、
楽しく過ごしてくれました☆
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