家のインターネット回線用として使っていたポケットwi-fiの具合が急に悪くなったのが先日。
パケットの容量を超えたのか?
と思って調べてみるとビンゴ!
数日前に規定の契約量7GBを超えていた為、
速度制限に陥っていた。
7GBってどれ位かと言うと、
動画を1日1時間1ヶ月観ると7GBに相当するらしい。
今月から本格的に娘をタブレットデビューさせ、
家のポケットwi-fiに繋げさせていた。
当然使用量も上がる事は想定していたし、
自分も勿論家ではスマホをwi-fiに繋げているから、
パケットを沢山使っているのは致し方ない。
プラス1,000円程払えばGBを無制限に出来るので、
それも致し方ないかと思っていた時、
不意に冷静になった。
・・・あれ、それにしたって多くないか?
娘がタブレットを使えるのは私が許可してダウンロードしたゲームアプリとLINE。
ピアノの模範演奏なんかを観る目的でyoutubeなどを観たりもする。
そもそもリテラシーを持って欲しく、
インターネット検索の仕方なんかを覚えて欲しかったので、
先日もとある話からサーモンの旬を調べる際
「ママはどうやって検索したの? 」
って聞かれ、
「【サーモン】【旬】とか単語に区切るんだよ」
と答えたりした。
その時は
「そっか。私【サーモンの旬は
いつですか? 】って文章にしていたからうまく検索できないのか」
なんて会話をしたりしていた。が、
それにしたって1時間以上動画を観るに値する程には使わないような気がするし、
それが残り10日以上残して7GBを超えるのはよっぽどのような気がする。
「何か思い当たることはないか」
と娘に問うと、
娘はすぐに思い当たったらしく、
「1日1時間位なら良いのかと思ってyoutubeでアニメを観てた」
と答える。
私が娘に【7GBの説明】をした際に
「1日1時間位なら観てもいいよ」
と私が言ったらしい。
そんな事を言ったのだろうか・・・。
言ったような気もするし、
言ってないような気もする。
そもそも私がスマホの前にタブレットを渡した目的は、
スマホを渡して完全なるプライベート空間になる前に色んな試行錯誤、失敗をしてインターネットの世界の情報リテラシー力を持って欲しいと思っていたので、
色々制約をしたくはなくて、
その辺は本人の探究心に任せようと思っていたのかもしれない。
そして。
娘は常々実家の父(つまり娘からは祖父)のPCでyoutubeを観ている。
父は本当に余計な事しか教えないなぁ。
幼い頃に炭酸を覚えさせたのも父だし、
(私は炭酸は飲ませないつもりでいた)
youtubeだって娯楽の為に与えるつもりはなかった。
なので、
もう一度娘にタブレットを与える意味を説明することにした。
そう遠くない将来、
きっと娘がスマホになる日が来るだろう。
思春期に突入して、親にいちいち確認したくない日が来るだろう。
そんな時に、
インターネットの世界を縦横無尽に闊歩し、
興味本位で深く入り込んでしまうことがないように私はしたいと思っているのだ。
私が子供の頃と違い、
リアルな現実のすぐ横にバーチャルなもう一つの世界がある。
どちらも彼女達の時代では必要な世界になっているのだと私は思う。
だからそんな時代を生きている娘世代には、
しっかりした情報リテラシーを持っていて欲しい。
自分で判断して情報を扱い、
「これはして良い」
「これは止めとこう」
と思って欲しい。
その時に、
インターネットの世界がただ楽しいものだけに溢れていると思っては欲しくないのだ。
うまくその情報を扱えるから楽しく出来るのであって、
いかようにでも怖く、恐ろしいものになるということを、
まだ私の話を聞いてくれるうちに、
不用意にもう1つの世界に飛び込めるものを与える前に、
知っていて欲しい。
そういう観点で言えば、
「youtubeは楽しい」
と思っている娘にはまだyoutubeを一人きりで観るのは早いのではないかと思う。
楽しいものが沢山載っている一方で、
凄惨な動画だって、
子供に見せたくない動画だって、
もっと細かく言えば映像権に触れているものだってある。
そういうものを全く知らないまま、
ただ「楽しい」だけで観ては欲しくないのだ。
一方で便利なものであることはわかっているし、
祖父や私がいる場所で、
何か困った際にすぐに大人が対処出来る場面で観ることを止める必要まではないと思う。
そんな話をすると、娘は黙って頷いた。
「どうしても一人でyoutubeを観る必要があれば意見していいよ」
と言ったけど、
当然まだ熟考が出来ない10歳児からは意見が出るわけもありませんでした。
そうだよね。
反論できるようになったら、
通信量の制限を取っ払う事になるでしょう。
とりあえず現状はそのまま7GBでいくことに相成りました。
こうやって一つ一つ確認して、試行錯誤を繰り返して、
自分が思うように進み、
その道を模索して引き返したり突き進んだりする。
そういう意味では、
タブレットをもう少しだけ使い続けてくれたらいいなぁと思っている次第です。
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