昨日おいしくドーナツが出来上がった我が家。
今日はBellに全ての行程を任せたら、
生地をうまく練り込むことができず、
時間の経過と共に生地がパサパサボロボロに、、、。

しっぱいしちゃった(ノ_・。)
と泣きべそをかいた。




でもさ。
なにも泣かなくても良いんだよ。


生地に弾力がなくドーナツ型に出来なくなってしまったのでお団子にして、
揚げた後にお砂糖をまぶした。
【サーターアンダギー】

ちょっぴり固かったかもしれないけど、
立派に甘くて美味しいお菓子が出来たよ。



食べながら、Bellとお話。
「失敗なんて、いくらでも取り返しがつくんだよ。失敗したからダメで、成功したから良いってことなんてない。このサーターアンダギーだって、失敗してダメな不味い子かな？ そんなことないでしょ。そうやって、うまくその子たちの良さを引き出してあげることを考えれば、なんだってどれだって必ず大丈夫なんだよ」

ベショベショな顔しながらモソモソ食べてたサーターアンダギーを見て、
Bellさんは頷いてくれました。



その為に必要な「経験」と「知識」。
一度も失敗したことがなければ、アイデアが閃かないし、
サーターアンダギーと言うものを知らなければその道にこの子達を導いてあげることが出来ない。

だから今Bellは勉強をしたり、
色んな事を経験していく。
人はそうやって大人になって、
大人になってもまた、
沢山失敗をしながら生きていくのではないかな。






それからもう一つ。
学級崩壊気味の困ったクラスに属している娘。
「ドーナツはちゃんと座って静かにお話を聞ける子。サーターアンダギーはちょっとうるさくしちゃう子なんだと思うよ。うまくできなかった失敗作のサーターアンダギーも、ちゃんとドーナツと同じ材料から出来ていて、ドーナツみたいな形をしてないけどちゃんと美味しく出来上がったでしょ？ サーターアンダギーはサーターアンダギーで、ドーナツじゃないけどそれで良いんだと思う。、、、まぁ、ドーナツ作りたかったんだから困っちゃうけど笑。でもちゃんと美味しい。それをしっかり覚えておいてね」
と話した。

人はドーナツでいると、どうもサーターアンダギーをバカにする傾向があるからね。
と思ったら、
「Bellちゃんはサーターアンダギーら辺でいいかな」
だって。。。苦笑。


向上心は持って欲しいとこですが、
どんな子でもその子の人格を認められる。
そんな大人になってくれたらいいな。

そんなお話をした朝ごはんでした。



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