コンコンコン。
ドアをノックする音に、
「キーピー! 」
なんていう素っ頓狂な声で覚醒した2日目。
まどろむ意識の中でなんだろう・・・と思いを巡らせて。
なんてことはない
「ハウスキーピング」
だ。
と辿り着いた。
アクセント部分しか聞き取れてないんだなぁ。。。
「ノーセンキュー! 」
慌てて返して娘を起こす。
さて。
がっつり寝過ごしましたね。
時計を見ると10時半。
ホント疲れてたんだなぁ・・・。
特別出発時間は決めていなかったけど、
今日は娘念願の朝マック(なんてものは存在しないかもしれないけど)から始めよう!
と言っていたのだ。
時間的にちょっと難しいかなー・・・><
ひとまず30分で支度していざ出発!
ニューヨークは小雨。
「雨なんて降るかッ! 」
と、ここでも強気な私は当然雨具の用意なんてナイ。
買おうかとも思ったけれど、
さすかささないか程度の霧雨だったし、
日本に比べてカサ使用率の低さにビックリだったので、
「ま、いいよね」
って事に相成りました・笑。
ホント、日本人の几帳面さをここでも垣間見ました。
日本なら8割がたカサをさしているはずだけど、
ここニューヨークでは4割にも満たない割合でした。
さぁ。
気を取り直してブロードウェイへ!
目的地は「ウィキッド」の劇場・
Gershwin Theatre。
読むの難しいけど、【ガーシュウィン シアター】と読む。
グランドハイアットから地下鉄で数駅なのだが、
地図を眺めると15分位で着きそうだったので徒歩で行くと決めていた。
散策にはもってこいだ^^
雨の日のブロードウェイ。
昼間からネオンがバリバリで、
節電傾向の日本とはエライ違いだなぁと思った。
地図とにらめっこしながら歩く。
ニューヨークの道路は全部名前がついているし、
その通りの看板が曲がり角の度に立っているので非常にわかりやすい。
方向音痴な私でさえ、迷わずに行ける!
ちなみにわかりにくいけど上の画像に「ウィキッド」の看板があるんだよ^^
そこかしこに劇場があって、その劇場の演目の看板があって、
歩いているだけでウキウキしてくる。
無事に
Gershwin Theatre到着。
目移りしながらゆっくり歩いて20分程。
結構近い。
「いつか」と思っていた場所に、「今」自分が居る感覚。
なんだかふわふわと夢を見ているようでした。
実際寝起きだったしね・苦笑。
さて。
実際の観劇は明日の予定。
チケットマスター(
http://www.ticketmaster.com/)にてチケットも購入済み!
が、今日ここに来たワケ・・・。
それは勿論明日迷って辿り着けない懸念の払拭もあるのだけど、
一番は「ラッシュチケット参戦」の為なのであーる^^
ラッシュチケットってね。
当日キャンセルの席や関係者席として空けていたような席を、
開演直前に格安で売ってくれるのです。
当日早くに並ぶ先着順と、
開演2時間位前から抽選という2方式があるらしく、
ウィキッドは抽選らしいとの情報を得て参戦してみることにしたのでした^^
明日の席をチケットマスターで確保した際は168ドル/1人かかりましたが、
(ホント高いんだよ>< でも旅行代理店とかに手配を頼むともっと高いよ! )
ラッシュチケットでゲット出来れば25~30ドルなんですッ!!
しかもやや端っこらしいですが前方席。
何よりこのシステムは盛り上がるらしいので、
せっかくニューヨークに来たのだからやってみたいと思っていたんだよね☆
どこどこのどの窓口とかそういう正確な情報はネットでは拾えなかったので多少不安もあったのですが、
そんな心配は全くゼロだと言う位、わかりやすかったわ。
建物の窓口からズラーッと列が並んでいた・笑。
ウィキッドは人気演目なので、ラッシュの倍率も相当なモノらしい。
この日も結局は100人位居たんじゃないかなぁ?
試しに先頭の窓口を覗き込むと、
色画用紙みたいな紙を渡されてそこに記入していたのでその列に並ぶ。
見よう見まねで並んで紙を受け取って、
「Leaf」と「②」と書く。
ラッシュチケットは当選すると2枚まで確保出来るので、
二枚欲しい場合は「②」と書くんだって。
すると、窓口のお兄さんペラペラ話し掛けてくる。
何言ってるのかサッパリだったけど、
紙を娘に渡してくれた。
「あ、Bellも書いていいってよ! 」
と促すものの、
「え! 書き方わかんないよ!! 」
とうろたえる。
100パーセント日本語の会話なのに、お兄さん私が提出した紙を娘に見せてくれた。
これでスペルわかるだろ?
みたいな。
「Bell ②」
とどうにかこうにか記入。
しかも発表の時刻が知りたくて、
「タイム! えっとー・・・タイム! 」
と結局単語しか発さない私に、
「トウェルブ! 」
と答えてくれる超ハイスペックなお兄さん!
かっこよかったわ・笑。
発表まで20分位あったので、
この建物の角にマックがあったのを覚えていたのでそこに行ってみることに・・・☆
どーしても娘はマックのポテトが食べたいんだそうです・笑。
「オーダー、なんていえばいいの? 」
と聞かれたので
「ワンポテトでいいんじゃない? 」
とかめっちゃ適当に言ってしまったのを少し後悔><
せっかく娘が勇気を出してオーダーしたのに全く通じず。
「あ、フライドポテトか?! 」
と気付き、途中で割って入る私。
どうかこうにか相手に頷いて貰えたのでホッとしたのも束の間。
運ばれてきた
sサイズのフライドポテトとなぜかトルティーヤ。
「ワンポテト! ワンポテト! 」
を言い過ぎて、欲しいものはポテトだけだったのにポテト以上をオーダーしてしまったらしい。
しかしマックでトルティーヤって面白いな。
娘と大爆笑でした。
「ちがうし! 」
みたいな。
まぁ、せっかくなのでトルティーヤもありがたく頂きました。
アツアツのトルティーヤ。
恐らくこんなにホットな食べ物はニューヨークに来て初めて!
ホッとしました。
店内で食し、発表3分前位に劇場に戻るとすでに人だかり。
この人だかりみーんなラッシュチケットエントリー者です><
ちなみに画像右にいる親子連れに人だかりの中で話しかけられました。
「アナタたちも二人? ラッシュのエントリー、子供もやった? 」
みたいな内容だと思います。
「ヤー」
と答えると、
「もし私と娘がダブルで当たったらあなた達にチケットをあげるわ。
だからアナタと娘さんが当たったら私達にチケットを頂戴」
と。
最初何言ってるのかわからなくて目がテンになりましたが、
何回か説明して貰ってようやく理解。
「よしきた! がってんだ! 一緒に頑張ろう!!! 」
と言いたい所でしたが、
英語がわからないので「OK」しか言えなかった・・・しょんぼり。
相手、ちょっと不安そうに
「大丈夫? 本当に娘さんエントリーしてるね? 」
的な発言してました・笑。
これにも
「OK! 」
としか答えられない・・・orz
ソーリー!
「いい? もし自分の名前を呼ばれたら大きな声でイエス! って叫んで前に出るんだよ」
と娘に説明。
抽選者のお兄さんは窓口のお兄さんと同じ人で、
何言ってるのかさっぱり英語はわからなかったけど、
「ラッシュチケット欲しいかー!! 」
みたいなノリなのだと思う。
観客が大歓声を上げたり拍手したり、
みんなにこにこで凄く楽しそうでした。
2人目の当選者で声をかけてきてくれたママさんの名前が呼ばれて、
「コングレチュレーション! 」
と必死に単語を探り当てて声を掛けられたのが良かった^^
例え知り合って数分でも、知り合いが当たるのは嬉しい☆
そしてママが呼ばれてくっついて前に出そうになるのを、
私達の為に最後までじっと群集の中に一人佇まされている娘ちゃんに
「サンキュー」
と声をかけた。
Bellより幾分幼い、とても可愛い女の子でした。
というわけで、見事外れた私達。
「でも明日みれるんでしょ」
なんて可愛くないことを言うから、
「ラッシュチケットに当たると、幸運を称してピンバッチが貰えるんだよ! 」
と言うと初めて悔しそうな顔してました・笑。
観劇は明日出来るけど、
私も幸運のピンバッチは貰いたかったなー。
そんなこんななラッシュチケット参戦。
子連れなので夜の観劇はムリだし、
昨日は団体予約でラッシュがなかったので今日を逃すと出来ない所だったのです。
寝坊して一瞬焦ったけど、ちゃーんと出来て良かった☆
とっても楽しい思い出になりました♪
さーて!
次はランチ!
12時を既に回っていたけれどマックでブランチも済ませてしまったし、
Shake Shackを探しながら街ブラするぞ☆
というわけで続く。
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