私は結構コーヒーが好きだったりする。
高い豆とかにこだわるというより、
ちょっと濃い目のコーヒーに牛乳とお砂糖たっぷり入れたカフェオレみたいなのが好きだ。
これを話すと本物のコーヒー好きに変な顔されるので「カフェオレが好き」
となるべく言うようにしている。
ところで。
我が家には便利なようでちょっと不便なコーヒーメーカーがある。
フィルターは要らず、直接マグにコーヒーを注げるやつだ。
気になる人はぜひFrancfrancで探してみて頂きたい。
我が家にあるのはそれのピンクだ。
それは最大で2カップまで一気に作れるが、
通常コーヒーを飲むのは我が家に1人なので、
マグを真ん中に置いて粉を気持ち少なめにして対応している。
↑こんな時はむしろこの形式が便利だ。
洗うものは最小限で済むし、
コーヒーは少しで良いからやりやすい。
困ることがあるのは来客がある時だ。
私と友人などの大人2人なら問題ない。
だが大人が3人とかになるとややこしい。
同じ動作を2回繰り返せば良いのだが、
面倒がりの私はそれが億劫だ。
何より専用のハイセンスなカップが2つしかない。
勿論別カップで全然構わないだろうが、
何人かを招いたホストとして何となくそれは癪に触るのだ。
この前もそんな場面に出くわした。
来客は大人2人にちび3人。
私は大人2人にコーヒーを出し、
自分はホット烏龍茶を飲んだ。
自分にもう一度コーヒーを落とすなんて面倒だ。
烏龍茶で十分じゃないか…とその時は思っていた。
でもそんな時に限って目敏くママ友が気付く。
「あれ?Leafちゃん飲まないの?」
と…。
私は曖昧にまぁ…何て濁してみたが、お2人ははてな顔。
さて困ったぞ。
地元や昔からの友人ならいざ知らず、
ここ何年かのお付き合いであるママ友には出来れば見栄を張っておきたいじゃないか。
シングルだって家事も育児も頑張ってるママとして売ってる私の株を、
実は結構なズボラで面倒がりだなんて自ら暴露する必要はない。
ばれる日なんてきっとそう遠くない未来なんだから、
まだ可能なら隠しておきたい。
私は言った。
時刻は丁度3時頃。
この言い訳は丁度良い。
「この時間に飲むと夜眠れなくなっちゃうんです」
って笑。
勿論冗談のつもりでしたよ?
「またまたー!!」
って返しを期待しましたよ?
自分が幼稚園ママの平均年齢を下げてるのを意識して、そこら辺突っ込んで欲しいなってちょっと思ってましたよ。
でも。
あろうことか、返って来た言葉が、
「やだ、可愛いー!!!」
でした。
え!?
って思いましたが今更自分から訂正も出来ず、
やっぱり曖昧に笑ってました。
えぇ、愛想笑いは結構得意です。
自分のぶりっ子加減を突っ込まれないことがこんなに恥ずかしいなんて思いませんでした。
以来、私はコーヒーが好きなのに彼女達の前で飲む時はちょっと躊躇います。
「もう眠れるようになった?」
って、
欲しいのはそんな突っ込みじゃなかったんだけどな…。
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