娘が小さい頃は、
とにかく色んな経験を!
と思ってあちこちに連れて行った。
それこそ毎日色んな所に行く場所があった。
平日はママ友に頼み、
ツアーイベントに預けたりもした。
色んな体験をさせ、
色んな経験値を得て、
それを心の土壌に植えていく。
でも。
去年辺りからその撒く種の量を減らし、
芽を出した苗を育てることにシフトチェンジした。
だから。
平日に丸一日預けることの出来るワークショップを探すのを止めて、
「一人時間」を有効に使う手段を考えるよう促した。
ママ友に平日出掛ける時に娘を連れてって貰うのを止めて、
いかに「一人時間」を充実させるにはどうしたらいいかを考えさせた。
テレビを無駄に流しながら、
ごろんと寝転んで天井を見つめる時間があっていい。
お菓子を食い散らかして、
お気に入りのマンガを読みふける時間があっていい。
そういう無駄な時間が、
「考える」ことを促していく。
娘に与えた読書感想文用の書籍、
「茶畑のジャヤ」
にあった一文、
「たくさん想像できる人は、人を殺さない。悲しみが想像できるから」
想像とは、考えること。
あることないこと、沢山、考えること。
私は娘に、
考えることが出来る人間になってもらいたい。
授業中に席を立っている人間を無条件で糾弾する子ではなく、
「どうしたの? 」
と聞いてあげられる人でいて欲しい。
四角四面を受け取ろうとすると、
全てが清く潔癖でないと気がすまなくなる。
多少汚れていてもへっちゃらだよ、
泥だらけで、そう笑える女の子でいて欲しい。
難しいお年頃の娘。
温和で柔和な娘だけど、
それなりに色んな意味で「難しさ」が顔を覗かせる。
微かなその信号を受け取った時、
私は思った。
こういう時は、考える時間。
その時間の蓄積が、
数年後の娘により深い厚みと魅力をもたらしてくれるだろう。
きっと。
そんな5年生の夏休みでした。
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