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一生懸命、なんてくだらない言い草だとたまに思う。
人は一生懸命に生きたからって報われるとは限らないし、
努力を重ねたからってその努力が実を結ぶわけじゃない。
でもでも!
「こんなにやってるのにうまくいかなかったらどうしよう・・・」
なんて思ってセーブをしちゃう人間はもっともっとくだらないと思う。
うまくいかなかった事実を、
「調子が悪くて・・・」
「時間がなくて・・・」
なんて言い訳を用意する事が情けない。
とは言え、
一生懸命頑張ったらその頑張った分だけ褒章は欲しいし、
世間の評価や賞賛も求めたい。
練習は自分を裏切らない、
なんてウソっぱちだ。
やればやる程その労力に対するプレッシャーは増していくし、
渇望が募れば募るほどそこに手が届かない事への恐怖は大きい。
全国大会のコンペ会場で、
「今回はとても気楽です。一生懸命実力を出し切れば良いだけですから。一番緊張したのは予選でしたね。通って当たり前って意識がある方が、逆にその当たり前という気持ちに押し潰されます。だからプロの方が素敵な演奏が弾けて当たり前と思われているのってスゴイ事だなぁと改めて思いました」
と話したら、
「ある意味で、このような場というのは、プレッシャーとの戦いなんですよね。適度な緊張はプラスに働きますが、過度な緊張はマイナスになる。誰しも大舞台や注目を浴びる場に立つと緊張とは切っても切り離せなくなる。その場でいかに普段通りでいられるか。試されているのはそういう事なんだと思います」
と先生が言っていました。
賞を取れば取る程、
自分の取った賞に押し潰されていく。
なんて因果な世界なんだろうと思った。
世の中はオリンピックに沸いているのだけど、
毎年毎年、この時期にとっても狭い全国へのトビラをこじ開けようと必死にもがく者たちがいる。
その世界の底辺から見ていると、
そのこじ開ける力を持つ者達は異次元の魔法使いのように感じるが、
結局はその子達も娘と同じ、
単なるフツーの子供達なんだ。
プレッシャーに勝つ。
それは自分しか乗り越えられない壮大な壁。
その壁は必死になればなるほどに大きく強固になっていく。
なんだかよくわからないけど、
ふとそんな風に思った。
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