最近、
「ちょっと面接、やってみたいなぁって思うの」
「家庭教師でお勉強してみたいなぁ」
って言う。
「受験もね、後2年で間に合うかっていう不安があるの」
て。
多分、背中を押して欲しいんだろうなぁ。
不安な気持ち、
「大丈夫だから、やれるだけやってみようよ! 」
「協力するよ! 頑張ってみよう!! 」
そう言われる事で、
安心したいんだろうなぁ。
でも、私は何も言えなかった。
「じゃぁ受験してみようよ! 」
て応援出来なかった。
取捨選択が、確立していない。
自分の中で、
どの道を応援したいのか、
自分で明確になっていないのかなって思った。
少し前まではとにかく「中学受験が人生の鍵! 」なんて(ちょっとオーバーだけど)思っていたような気がする。
でもその間娘はどうしても首を縦に振らなくて、
色々模索していくうちに、
「人生の豊かさで考えるなら何も今ここで受験勉強をしなくても良いんじゃないか」
という思いに覆った。
それは別に勉強しなくていいよって思ったというわけじゃないんだけど、
なんだろう。
今度はその「勉強一辺倒」に少し疑問を抱くようになった。
もしも受験を考えるなら。
今年の夏、来年の夏。
海にプールに旅行に遊園地に行って真っ黒になって帰ってくる友達を眺めて、
白い肌のまま塾に向かう我が子を、
「頑張れ! 」
と100パーセントの笑顔で見送れる親でありたい。
もしも、
「なんか、可哀想・・・・」
とそう思う自分がいるのだとしたら、
それはまだ、
親がその覚悟がないと言う事なんだろう。
私はまだ、
「人生の糧だから、今が頑張る時なんだよ! 」
と白い肌の娘に言うことが出来ない。
だから、闇雲に背中を押すようなことが出来なかったのだ。
背中を押すなら、
「この道が(娘には)必ず正しい! 」
と親が信じられる道にしたい。
そしてきっと。
もしも本当に必要だと信じているなら、
背中を押される必要もなく、
あの子は歩いていくのかもしれない。
だからこそ、
今はそっと彼女の意思を伺ってあげるだけにしようと思う。
大丈夫。
2年で十分間に合うよ。
アナタなら絶対間に合う。
そう思うけれど。
それはまだ、伝えないでおこうと思う。
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