先日、昇格辞令式なるものが執り行われました。
「1ランク上の仕事をしてください」
とか、
「求められている期待を上回る活躍を期待しています」
とか、
各重役達の話はまぁ、何となく予想が出来るような事ばかりだったのですが、
お一人だけ、鮮烈に記憶に残った訓示がありました。
それが、
「判断力を身に着けてください」
というもの。
それぞれの重役たちの話を受けて、
「1ランク上の仕事とはなにか」
「求められていることを上回るためにはじゃぁどうしたらいいのか? 」
その人はそう前置きをおいて、
「それってつまり、判断力を養うことだと思うんですよね」
と言い切りました。
仕事の上・・・と言うよりも、人生において判断というのは切っては切れないとても重要なものになります。
こんな局面でこうあるべきだって自分で判断して実行できること。
それが出来る人と出来ない人の違いになっていく。
出来ない人って、ようは判断が出来ないんですよね。
これで正しいのか、間違えてはいないか。
常にどこか第三者にお伺いを立てたくなる。
勿論仕事で独断専行はやるべきではないけれど、
自分の裁量で仕事をしていく上で自分で判断してこなしていくこと。
それはこの先とても大切なスキルになっていくとその人はおっしゃいました。
私はそれを受けて、とても納得したのです。
例えばこのご時世、
新型コロナウイルスの影響で仕事や学校がままらなない人はゴマンといます。
この先この事態が長引いて仕事がなくなり、
給料が減ってしまう事態に陥る。
そんな時、自分が転職するかしないか、
するならいつか、
そういう事を決めるのも自分の「判断力」だし、
それはそのまま自分の人生の舵取りということになる。
家族がいればなおさら責任は重くなるしね。
我が家で言うのであれば、
この事態に陥った時、
真っ先に懸念事項に上がったのが塾でした。
4月から受験生になった娘の塾が、
運営ままならず、
休校やカリキュラム変更が相次いだわけです。
だがしかし、返金対応は一切行わず。
このまま続けていくべきか、
他塾に移るべきか、
移るならいつ、どこにか・・・。
色々考える必要が生じました。
判断を下すには情報が必要だし、
その情報をリサーチする力も必要になります。
元からリサーチしやすい環境を整えておくことの重要性も実感しました。
そうやって考えていくと、
この訓示でおっしゃっていた「判断力」は、
自分が生きていく上でもとても大切だなぁと思ったわけです。
まぁ、その重役も、
何もプライベートにまでそんな話を派生したつもりはないのでしょうが。。。
揺れるこの時代を生きていくためには必要な「判断力」。
しっかり判断できる人になっていけたらと思いました。
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