先日、私の住む町の母子家庭を対象に、
食品ロスで廃棄される運命になった食品を頂けるという通達が来た。
ありがたく頂戴してきた。
抵抗感がないといえばウソになるし、
ひとまず低次元だとしても生活が安定している人間が貰うものなのか、
とも思ったけれど、
「食べ物に罪はない」
これは絶対普遍な事実だと思った。
ので、貰う事にした。
大量に貰った食材はどれも賞味期限が迫っている。
特に小倉あんのホットケーキの賞味期限が貰ったその日で、
10枚以上あるホットケーキを2人でどう食べ切るかが大変だった。
近所へのおすそ分けを考えたけど、
やっぱり賞味期限が間近なものをあげる事はどちらかというと「心」より「厄介払い」のような気がして出来ず、
かと言ってせっかくの善意で貰ったものをまさか捨てる事も違うので出来ず、
冷凍をしたり色々知恵を絞って廃棄0で乗り切る算段がついた!
これと平行して、
節約をするようになってから特に感じた事として、
「買ったものを捨てずに食べきる」
ということが随分と節約になる事を体感した。
今月に入って毎食の質を落としてはいないのに、
がくんと食費が減ったのは、
「家にある食材は捨てない」
を徹底したせいでもあるのではないかと思った。
昔は八百屋さんでキャベツを買ったら、
全部食べきれない内に悪くなって、
ちょっと悪くなったら捨てていた。
でも今は炒め物にして、塩もみにして、
ちょっとずつ傷んできたら火を通すメニューを考えて消費して。
にんじんも、たまねぎも、白菜も、
全部使い切る事が出来ると、
段々と八百屋に寄る頻度が下がる。
そうする事によって世の中の廃棄率も下がるし、
家の経済的な負担も減っていく。
せっかく育った野菜や動物達を、
「いただきます」
として食べている事の本質を、
32年生きてきてやっと理解したような気分になった。
獲得するのは食べる分だけで良い。
そして獲得したものは責任もって食べ切る。
ただそれだけの事だけど、
それはこの過剰社会では割りと難しい。
だから、
今後も継続していく事の一つとして私の中に組み込もうと思った。
丁寧に生きる。
大切に生きる。
そういう想いを今一度呼び起こせたきっかけに感謝。
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