公文の算数ドリルはしつこい。
「足し算」を勉強したければ、
ただそれだけの為にドリルが1冊あるほどに執念深い。
彼女が1年生になるかならないかの頃、
公文ドリルの2年生から始め、
ただひたすらにそのドリルをやり続けた。
飽きてくるから計算ミスも多いし、
ぐっちゃぐちゃに汚い字で、
丸つけする側も沸々と怒りが込み上げるほどの酷い有り様笑。
特に3、4年は単元数も多くてドリルの冊数も多い( ´△`)
やってもやっても終わらないことに焦れながら、
それでもひたすらにやり続ける。
そうして今、
ふと気付いた。
受験算数の小問をやらせると、
それなりの「持論」を持ってやってくる。
勿論間違えるよ。
でも、
「え、でもさー! これはこうならない? 」
って反論してくる。
「なんでこーなるの? 」
納得を求める。
丸暗記しようとしないんだよね。
その解き方を。
当時の私と正反対だなぁってふと思った。
別に娘はそこまで頭が良いわけじゃないけど、
この土台は結構大事なのかも。
去年、関東大会が終わったあと、
ピアノの先生が娘に言った。
「アナタ達位の年齢だと、どんな難しい曲を弾けるかって競い方をする。でも本当はそうじゃなくて、簡単な曲をいかに丁寧に弾けるかってことが実は重要なんだよ。指がどれだけしっかりしてるか、音にどれだけ気を付けられるか。これから先にもっともっと難しい曲をやる時、絶対に引っ掛かってくるからね」
と。
おかげで娘はまだまだブルグミュラーにさえも入ってませんけどね笑。
でも、いいんだと思う。
じっくり考えて時間を取れば、
難しい曲だって素敵に弾くことが出来るんだから。
進度は彼女のペースで良い。
基礎は基礎。
地味だし、出来ても誰も誉めてはくれない。
でも結局、全ての根底にある、一番大事なこと。
ちょっと川の向こうの側に行きたいだけだからって、
適当に編んだ笹舟で要領よく行っちゃう子もいるかもしれないけど、
我が子にはそんな技量も度胸もない。
だったらいっそのこと、
ちゃんと木材と金槌で木船を作れるスキルを持っている子にさせてやりたい。
時間はかかるけど、
確実な道を選んで歩ける子。
深く深く考えることのできる子。
そうやって考える基礎を養っていく。
今がそんな時間になってくれていたら良いな。
なんて。
口に出すとただの言い訳にも聞こえちゃいます笑。
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