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39歳のシングル&ワーキングマザーLeafと、 16歳の女の子・Bellの日常日記。 「メリハリのある生活」をテーマに日々節約に励み、 遣う所を見極めて遣う!! オンとオフの切り替えを大事に日々を過ごしています^^
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1冊目! 100円のコーラを1000円で売る方法


【中古】100円のコーラを1000円で売る方法 / 永井孝尚


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感想(0件)



↑これですね。

仕事でこの本の話に触れたことがあった為、「読んでおくか」と手に取った1冊。

マーケティングですね。
売るためのハウツー。


実は私の脳みそは典型的な物語小説脳になっているので、こういう本が得意ではない。
人の心情みたいなものに重点を置いていない本はイマイチ頭に入らないんですよ。。。

でも、そんな不得手な人間が読むには丁度良いのではないか? 位の易しいグレードで話を進めてくれる。
物語調になっているのも、苦手意識を緩和してくれる一因となってくれた。


たださぁ。
人間が浅過ぎるわ( ´△`)
焦点はマーケティングのいろはを教えることなんだからそもそもそんな所を重視する輩は居ないだろうけど、出てくる登場人物の人間像が浅過ぎて、むしろ滑稽。
主人公、宮前久美の性格も単純過ぎるというかなんというか、、、そういうのに人間味が加われば包括も出来るんだけど、そんな描写も全くないから最後まで勘違い女なイメージが覆らずに終わった、、、。

1点尊敬できるところといえば、間違いを恐れない事だろうかね。




ただ、わかってる。
この本の価値はそこじゃないんだ。




アメリカの鉄道会社はなぜ失敗したのか?
キシリトールガムがヒットした理由
スキンケア商品を売り込まないエステサロン
なぜ省エネルックは失敗してクールビズは成功したのか

上記はこの本のタイトルの一部だけど、なかなか興味をそそられる。
一つ一つ説得力を持って話をしてくれるのでとてもわかりやすい。

詳しい人には物足りないかもしれないけど、私みたいな素人やこれから社会人になるような人はとても良いレベルな気がした。





そんで。

読んでて思ったのはさ、やっぱり相手は人間なんだよねって事でした。



マーケティング、なんてかっこいい言葉で表されているけど、対峙してるのはいつも人なんだ。

近所の八百屋が妊婦さんに、
「そろそろだねぇ、楽しみだ! よし! これももってけ! いやぁ、サービスだよ! 金なんかいらねぇや。奥さん、元気な子を産むんだよー」
と声をかけるような。
本質はそういうことなんだろうな、と言うのがこの本を読んだ感想。


その八百屋は妊婦さんにはそう声かけたけど、その内妊婦さんが赤子連れに変われば、
「元気な子を産むんだよ」
の代わりに、
「子供にたんと食わせてやれよー」
に変わってやっぱりサービスしてくれる。

そうやって野菜のやり取り以上の心のやりとりがあって、近所にスーパーが立ち並んだ日にゃ、閑古鳥がなくその八百屋に
「おつかいにきたんだ! 」
ってその時の子がたどたどしい手付きで野菜買いにくるんだ。







え、そんな話じゃなかった?

おかしいなぁ笑。


私の感想が正しいか否かは実際に読んで判定してくれたらありがたいです。



ただ、バリューセリングとカスタマーマイオピア、これは覚えておきたい用語だと思いました。
私はいつもカスタマーマイオピアに陥りがち。
バリューセリングの意識が薄いんだなということがよくわかったから。




最後に付け加えるとしたら、この本の最も良いところは、最後の巻末付録でいつでも欲しいポイントが的確にどこにあるかわかりやすいと言うこともあるかもしれない。
一読して覚えきれなかった後、あれは何ページのどこにあったかな、と探すのは大変じゃない?
この本、それが巻末にわかりやすくまとまってる。
思い度した時にすぐ調べられるよ!

家に1冊あっても良いのかな、と思える本でした。






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わたしを離さないで

「わたしを離さないで」を観ている。




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感想(0件)



↑これね。


2016年にTBSが放映したドラマだ。
原作はカズオイシグロ。
日本の小説家だと思っていたら、英国のベストセラー作家なんだとか。




わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]


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感想(102件)



↑原作で読みたい方はこっち。



実は2016年の放映当時もこのドラマを観ており、ショッキングな内容だったので私の心に深く刻み込まれていた。
私はよくドラマを観るけれど、他愛ないものやライトなものは表面をなぞるだけで通り過ぎていく。
数年立てば観た事さえ忘れてしまったり、内容が思い出せなくなったりする。

けれど、これは違った。


深く深く心に刻み込まれた。




その後の4年間。
ふとドラマを思い出すきっかけになったのは、
「進撃の巨人」
かな。

そして、「似てるな」と思ったのは、
「約束のネバーランド」。

どちらも人間をどうにかする(またはされる)と言う類いのものだ。



「わたしを離さないで」は、ある意味で人間を人間と人間に準じたものとして分けた世界の物語なのだけど、姿形がそっくりで全く遜色劣らない2人の人間が、「そう」か「そうじゃないか」で全く別次元に存在するという物語だった。


2016年に観た時は、私の中に全く発想がなかったこの世界の考え方とそのリアリティに衝撃を受け過ぎて細部まで理解することが出来なかったのだけど、時が経って、また2度目ということで少しだけ深く理解が出来たような気もしなくもない。

例えばどうして恭子には通知が未だ来ないのか。
これはやっぱり介護人としての適性とか、或いは幼少期の絵の評価とかが関係してくるのかな、とか。

まなみの達観した感じは、突き詰めていくとやはりそういう事になっちゃうよね、とか。





凄く気になる点としては、この物語、一切の希望がない。
打ちのめされ、打ちのめされ、打ちのめされて終わっていく。

物語として、これでいいのか?
と若干思ってしまう。


まぁ、だからこそより現実的でリアリティに迫っている気もするけれど、このドラマを「好きだ」と言ってしまっていいのだろうかというのはちょっと気になる。

私はそんな物語にも関わらず2回目も「観よう」と思う位だから、きっと好きなんだろうと思うんだ。
これを好きだと言ったら人格が疑われそうで少し怖い笑。



自分擁護にこのドラマをどうして何回も観たくなるのかというと、やはり役者のクオリティの高さが群を抜いているからだと思う。

ベストセラー作家原作ということだけあり、舞台設定や物語は凄く良く作られている。
私は良く練り込まれた長編小説が大好きなので、ハリボテのようなサクサク書いた適当な薄い小説のようなインスタント感がないのがとても好ましく思えた。

その舞台設定の上で素晴らしいくらいに実力のある役者が動いてくれる。

幼少期の恭子役を演じていた鈴木梨央ちゃんは言わずもがな天才子役の一人だし、ここで凄いのは鈴木梨央ちゃんの独壇場にならない演技派揃いの子役が物語を紡いでくれるのだ。
美和役の瑞城さくらちゃんも子供らしい意地悪さや女の子同士の小競り合いを物凄く上手に演じてくれている。
それでいてどこか憎めない感じまで出せるのってホント天才だな? としか言いようがない。
鈴木梨央ちゃんも瑞城さくらちゃんもホント可愛いんだ!
勿論他の子も一切この世界観を壊すことなく雰囲気を作ってくれている。
これホントいつ観ても素晴らし過ぎて鳥肌が立つ。


そんで次に何が凄いって、大人へのバトンタッチの面影の残し方が素晴らし過ぎた!

ドラマなんだから別人なんすよ。
そんなん当たり前なんですけど、どの子も幼少期の面影がガッツリ残ってるの!

まず見た目がそっくり!

たまちゃんやまなみ、ホントそのまま子役の子を大人にしたんじゃないの? って位凄い似てる。


で、肝心の恭子や美和はヒロインなので似ている子を持ってくるわけにもいかないじゃないですか。
起用は綾瀬はるか、水川あさみ、とかきっと決まってるはず。

が!
それでもめっちゃ面影が残ってるんだよね。

鈴木梨央ちゃんが綾瀬はるかになったんだけど、鈴木梨央ちゃんがの仕草とか演技の癖とかを綾瀬はるかはバッチリ再現してるの!
特に恭子の走り方!
鈴木梨央ちゃんが演じた恭子の走り方にそっっっくりだった!

美和役の瑞城さくらちゃんもちゃんと水川あさみへ面影残したバトンタッチが出来ているし、ホント何度見てもそこは素晴らしさにうち震えます(゜ロ゜)



それでもって、個々の役者の演技力が凄いんですよ。
特に美和の最後とか、恭子の間の取り方とか、観ていて鳥肌が立つくらいに上手いも

「私を離さないで! 」
なんて台詞、どんな場面でどんな調子で言ったら寒くならないと思いますか?
まず私には無理!
素だとしても違和感半端なくて恥ずかしさに悶死します笑。

そんな台詞を全くの違和感なく、増して心を揺さぶる演技で持って発してくれる。
マジ天才だわと思わずにはいられませんでした。



そんな演技力にも見所が満載で、そんで物語もよく作り込まれていて独特の世界観あって、哀しいけど深く深い物語。

いつか娘にも見せたいのだけれど、ちょっと中学生にはヘビーかなと思って勧めるのを躊躇っています笑。

代わりに娘とは「重版出来」を観てるよ。
これもまた近いうちに語れたらいいなー。


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ミステリと言う勿れ

見事にはまった!



電子書籍で何の気なしに試し読みをしたら、もうどうにも止まらなくなってしまい、大人買い!

人の心の機微とか、会話からの洞察力とか、やる気なしな草食感とか、とても好き。


1巻は試し読みで読んでしまったから要らなかったけど、
娘にも読んで欲しい! と思ったので最初から揃えました(*^^*)



表紙を見て娘、
「、、、昔のマンガ? 」
と言ったけど笑。

確かに絵は今時ではないかもだけどね┐('~`;)┌

時間を見つけて読んでくれるそうです☆
感想が楽しみだ!





ミステリと言う勿れ(1)【電子書籍】[ 田村由美 ]


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娘の感性、私の感性

「観に行きたいな」
と思っていた映画「ペンギン・ハイウェイ」。



ペンギン・ハイウェイ Blu-ray スタンダードエディション【Blu-ray】 [ 北香那 ]


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結局見に行けずに終わってしまったのが悲しくて、
原作を読んでみよう! 
と言う事になったのが随分前。



ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) [ 森見 登美彦 ]


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最初に読んだのは私で、
うーん、正直私にはストーリー展開についていけず、やや興味を削がれる内容だった。

アオヤマくんの洞察力、考察力は凄く面白かったんだよ?
でもあぁ言う世界観だと結局なんでもアリになってしまって、
私の予想の範疇では収まってくれない。

仮に、
「そんなのアリ?! 」
って展開になっても、
それは作者の頭の中の世界だからアリなわけで、
そんなん私の予想なんていっくらでもどんな方法でも覆す事が出来ちゃうじゃん。


私はどちらかと言うとSFっぽい感じが苦手で、
出来るだけ現実世界をリアルに表現してくれる物語が好きなんです。


例えば、湊かなえとか東野圭吾とか百田尚樹とかとか。。。

森絵都さんの「カラフル」とかは非現実的じゃなくてもまぁありかなと思うんだけど、
村上春樹さんの「1Q84」はあんまりなし。。。。

その頃村上春樹さんが大好きで新刊凄く凄く恋焦がれるようにして待ったのに、
自分の脳がついていけなくて超ショックを受けたのを覚えています・苦笑。
若かったんだ、あの頃は。



まぁ、そんなわけでペンギン・ハイウェイも自分の中ではあまり高評価出来ず、
「ふーん」
って感じの読後感でした。







ところが。

娘がペンギン・ハイウェイを読み終わると、
「面白かったー!!! 」
と言うじゃないですか。

え? マジで?

と思ったけど、
色々話してる内に、
「私こういうリアルにはありえないようなお話の方が好きなんだよね」
と言うじゃないですか。




そうなの?

予想外の展開の何でもありなルールで繰り広げられる物語展開の方が、
事実や経験則に照らし合わせながら常識とか辻褄とかを合わせ、
検証しつつ進んでいくものよりも好きだと言うのですか?


この親にしてこの子あり、とは行かないんだなと凄く実感しました。



娘は読み終わった後も、
「結局あの人はなんだったんだろうねぇ」
とか、
「あの不思議はどうなっていくんだろうねぇ」
とか娘は嬉々として語っていました。


めっちゃ現実的な私は、
「うん、どんなんでも作者の思うがままだよ」
と思ってしまうのですが(可愛げがない・笑)、
娘はそんな作者ルールに振り回されるのがとても楽しいんだそうです。



「実際のルールや根拠に従って動く物語の方が楽しくない? 」
と聞きましたら、
娘はすっごい変な顔をしました。

「それ、物語読まなくても毎日そこにいるじゃん」



その通りです・笑。



本当に感じ方人それぞれなんだなぁと実感致しました。
例え娘と言う何より濃い血で繋がっている親子間であろうとも、
感じ方や捉え方は全く違う。

当たり前ですがそんな当たり前の事にとてもびっくりした出来事でした!






ちなみに次は何を読みたいかと本屋に立ち寄って二人で吟味しました。
コチラでした。



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なんだ?
ペンギン・ハイウェイから随分テイストが変わりました・笑。

でもせっかくなので、娘の意見を尊重しました☆







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さよならミニスカート

年始め、
「なんか欲しいマンガある? 」
と聞いたら、
さよならミニスカートってマンガ知ってる? ちょっと気になってるんだけど、、、」
と言い出した。



聞けば、
仲良しの友達が途中まで読ませてくれて気になっていたらしい。



「ふーん」
面白いタイトルだなと思いつつ、
本屋で軽く探してみても見付からない。

本屋の検索をかけてやっと見つかった!



表紙がイメージと大分違った。




タイトルだけ読むと性同一性障害とか、
ジェンダーレスかテーマなのかな?
と思ったけど、
全然違った。

普通(と表現するのが適切かどうかはさておき)の女の子の普通のお話だ。

個々に考え方が違っていて、
多分、
だからどの考えが良いとか悪いとか、
そういう話ではない。

ただ、
多様性の中にいる自分と他者を尊重しながら生きられたら良いねって言う、
そんなことなんだと思う。



それが難しいんだけどね。



そういう意味では、とても深い。



思わず私ものめり込んだ笑。





まだ1巻までしか発売されてないのだけど、
続きが凄く気になります♪
親子で早く発売されないかなぁと待ち焦がれるマンガになりました!




さよならミニスカート 1 (りぼんマスコットコミックス) [ 牧野 あおい ]


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2016年9月、
思い切って都内に中古マンション購入!!
シングルマザーでも家は持てます!
同じ様に頑張っているシンママさんや節約家さんと情報交換や参考になればと思い、色々綴っています。
良かったら見て行って下さいね^^



2015年度はニューヨークに、
2014年度は韓国を旅して来ました♪
旅行大好きです☆

お金の貯金も大事ですが、
娘の想い出の貯金も大事だと思っています。
成長は待ってくれませんからね><

とはいえ貯金がなくてはいけないのは百も承知!
決して裕福な家庭ではなく、
どこにでもいる貧困母子家庭><
なので、
日々の生活は質素倹約!
冒頭にも書きましたが親子でオンオフ切り替えて過ごす事で乗り切っています。


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