先日、娘は塾最後の日を迎えました。
この2年半。
毎日に近いくらい通いました。
中1の12月に入塾。
レギュラークラスからのスタート。
習い事の調整がつかず、
その時は数学と国語だけの2科目でした。
1月の選抜試験でも落ち、新中2もレギュラークラスからのスタート。
髄分落胆しました。
そして新中2からは、5科目生。
一気に忙しくなったなぁ。
その後、6月の選抜テストでなんとか基準値をクリアし、晴れて選抜入り!
そこから中3の6月まで。
毎回すれすれでドキドキの連続でしたが、選抜クラスを維持したまま来ることができました。
特に新中3のクラスを決める選抜テストでは、男女差が更にグレードアップしました。
それを潜り抜けて、国立クラスに入れた時は嬉しかったなぁ、、、。
続く6月の選抜試験では更に上がったハードルを越えられず、レギュラークラス落ち。
以降鳴かず飛ばずを耐え忍び、12月になんとか難関私立クラスへ滑り込みました。
国立と最難関私立と言う選択肢を諦め、秋に5科目から3科目へとコース変更。
その代わり英語の個別授業を毎週組むことにしました。
余談ですが、理社を使うアテなどほとんどなかったにも関わらずずっと5科目受講していたこと。
後悔はありません。
理社の授業を取ることで娘の中に豊かな堆積が出来ていっているのを感じられていたから。
その時間を3科目に集中させても、きっと結果は同じだったと思います。
だからその分5科目受講でいたことで、内申に寄与出来たんじゃないかな。
そしてそのまま受験に突入しました。
3年生はホントに辛くて苦しい日々が多かったかなぁ。
親子で逃げ場がない時に、支えてくれたのは塾の先生でした。
まだ諦める必要はない。
まだいける。
まだ、まだ、と先生は言い続けてくれました。
英語の偏差値が思うように上がらず大苦戦していた時、なんとか活路を見出だそうとしてくれた先生。
度重なる酷い模試の結果にうちひしがれる私に、
「今回の結果を見ると、が甘くて失点してるんです」
「今回は△△が出来てなくて、、、」
とちゃんと分析して還元のお電話をしてくれました。
そのまま電話で長時間。
何をしたら良いか、何が出来てないか。
とにかく、
「まだやれることがある」
と励まし続けてくれた。
もう自力では解決策が導き出せなくなっていた私には、そう思えることがとても大切でした。
「先生、娘は今の段階でこんな偏差値なのに、本当にまだ間に合うと思っていますか? 」
秋も深まっていく頃、何度も頂いていた分析電話で思わず聞いてしまったことがあります。
こんな質問されても困るだけだとわかっていても、あまりにも不安で聞かずにはいられなかった。
その時先生は、ほぼ即答で言ってくれました。
「正しく処置すれば、娘さんは絶対上がります。それだけの知識とスキルをもっています」
と。
この一言が、私の途切れそうな糸を何とか繋ぎ止めてくれたんだなぁ。。。
あの時投げ出さずに済んだのは、先生のお陰です。
昨日娘と一緒に、菓子折りをもってご挨拶に行ってきました。
生憎国語の先生は不在でしたが、数学の先生と、何よりお世話になった英語の先生に顔をみてご挨拶が出来ました。
菓子折りは、
「お月謝だけで十分ですよ」
と断られてしまったけれど。
気持ちだけお届けしてきました。
あまりにも濃い時間を過ごしたせいか、終わってしまうのが親も子も随分と寂しいです笑。
帰り際には、事務所にいる全ての先生と事務さんが立ち上がってお見送りしてくれました。
あの光景、写メっておきたかった笑。
じーんとしちゃいました。
じーんとするといえば、
第二志望校の発表の日、
20時に発表との事でしたが、
その時間娘は塾に行っていました。
先に私が発表を見て、結果をスマホにLINEしておくねといっていました。
が、私のスマホではうまく結果を閲覧することが出来ず、発表画面まで辿り着けませんでした。
あくせくしてる間に娘からは着信があり、結局娘が帰ってくるまで待つことになりました。
すると、娘が帰宅する10分前位に英語の先生から着信が、、、
「帰り際に娘さんに確認したら、今夜発表と伺ったので、、、娘さんには何時になっても良いから必ず連絡するように伝えたのですが、まだ連絡がなかったので先に電話をしてしまいました」
と笑。
本部へ報告しなくてはいけないという事もあるのでしょうが、とにかく娘の結果をすごーっく気にしてくれている風でした。
英語の出来次第で、どちらに転んでもおかしくない。
娘はそんな状況でした。
娘が帰宅してから発表をみて電話をした時も、ワンコール鳴るか鳴らないか位ですぐに英語の先生が取ってくれました笑。
受かりました。
と報告した時の先生の大声。
「受かった!? おめでとう!!!! 」
の声につられての、その場にいたであろう先生方が口々に大声で受話器に向かって
「おめでとう! 」
と叫んでくれた声と沢山の先生からの拍手。
時刻は22時近かったはずなんです。
塾はとっくに閉まり、電話も本来は営業時間外なはずでした。
それなのにあんなに沢山の先生が残っていました。
先生方の受験期の負担を考えると、本当に頭が下がります。
あれもじーんとしたな、、、。
思い出がいっぱいです。
長い間、お世話になりました。
娘の伴走をしてくれた先生方には感謝しかありません。
この塾で良かったね、と帰り道に娘と話し合いました。
この塾のガンガンの詰め込み方式が娘に合っていたとは決して思わないのだけれど、手厚さ、面倒見の良さは確かにありました。
そして、何より娘がその環境が大好きでした。
これが大きかったかなと思います。
本当に本当に、ありがとうございました!
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